子どもたちの可能性を広げる缶バッジづくり 〜放課後等デイサービスカララの取り組み〜
12月3日から9日は障害者週間です。この期間中、全国各地で障害への理解を深めるための様々な取り組みが行われています。沼津市でも12月8日に「市民の集い」というイベントが開催されます。私たち放課後等デイサービスカララでは、このイベントに向けて、子どもたちと一緒に特別な缶バッジを制作させていただきました。

私たち放課後等デイサービスカララでは、日々様々な活動を通じて子どもたちの成長をサポートしています。その中でも特に力を入れている活動の一つが、缶バッジの制作です。今回は、この缶バッジ作りを通じた子どもたちの成長と、活動の意義についてお伝えしたいと思います。
子どもたちとの缶バッジづくり
缶バッジ作りの工程には、デザインを考える段階から完成まで、実に様々な作業が含まれています。そして、それぞれの工程で、子どもたち一人一人が自分の得意分野や興味を見つけ、生き生きと活動に取り組んでいます。
例えば、絵を描くことが大好きな子どもたちは、自分の想像力を存分に発揮してオリジナルのイラストやイラストを見ながら個性的なテイストで絵を描きます。また、力強い動作を必要とするプレス機での作業を楽しむ子どもたちもいます。
そして何より印象的なのは、自分で作った缶バッジを手に取ったときの子どもたちの笑顔です。達成感に満ちた表情を見せながら、誇らしげに完成品を見せてくれる姿は、私たちスタッフにとっても大きな喜びとなっています。
缶バッジづくりの意義
この活動には、単なる制作体験以上の深い意味があります。私たちは以下のような目的を持って取り組んでいます:
- 活動の幅を広げる 缶バッジ作りを通じて、子どもたちは様々なスキルを身につけることができます。デザインの構想から始まり、道具の使い方、作業の手順を覚えること、そして時には他の子どもたちと協力することも必要となります。
- 思い出作りと交流のツール 完成した缶バッジは、作り手の想いが込められた大切な作品となります。それは活動の証であり、同時に人と人を繋ぐコミュニケーションツールにもなります。
- 将来への準備 現在、地域の企業や個人の方々から缶バッジ制作の依頼をいただいています。これらの受注作業は、子どもたちが将来、社会に出て行くための良い練習となっています。実際の仕事の流れを体験し、責任を持って作業に取り組むことで、就労に向けた準備となっているのです。
広がる活動の輪
私たちの作る缶バッジは、個人で使用されるものから企業のノベルティグッズまで、様々な形で活用していただいています。お客様からいただく温かい言葉は、子どもたちの大きな自信となっています。

制作でいただいた収益は、子どもたちの活動費やおやつ代として大切に使わせていただいています。この仕組みを通じて、子どもたちは自分たちの活動が実際の価値を生み出していることを実感することができます。
未来への展望
カララでは、缶バッジ制作以外にも、将来の就労に向けた様々な活動に取り組んでいます。子どもたち一人一人の可能性を最大限に引き出し、将来の選択肢を広げていけるよう、日々試行錯誤を重ねています。
私たちの活動は、地域の皆様のご支援があってこそ成り立っています。今後も子どもたちの成長を温かく見守っていただければ幸いです。
お問い合わせ
缶バッジの制作依頼は随時承っております。企業様のノベルティや、イベントの記念品など、用途に応じて柔軟に対応させていただきます。世界に一つだけのオリジナル缶バッジを作ってみませんか?
ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。子どもたちの成長の機会を作っていただけることを、心よりお待ちしております。
合同会社アンドエス
055-913-2609
kalala@andsllc.com
担当:安藤