静岡県沼津市にある放課後等デイサービスカララ(kalala)です

お問い合わせ

CONTACT

HOME

HOME

情報公開 自己評価表 採用情報 お問い合わせ

ブログ

ピクトレ : 新感覚位置情報ゲームの魅力と障害福祉での可能性

合同会社アンドエス代表で、放課後等デイサービス カララ、カララ寿町2事業所運営している安藤です。

ーーー

近年、遊んでお金を稼ぐ「Play to Earn」やWeb3技術を活用したゲームが大きな注目を集めています。その中でも、位置情報を活かし、実際の社会課題の解決に貢献するゲームが特に話題となっています。私自身、娘と一緒にこのようなゲームを楽しむことで、家族で新たな体験を共有するとともに、社会に役立つ仕組みに魅了されています。今回は、私が感じたこの体験の魅力と、特に障害福祉との相性の良さについてお話しします。

ーーー

ピクトレ―遊びながら社会に貢献する仕組み

ピクトレは、街中にある電柱やマンホールなどのインフラを実際に撮影し、そのデータを活用することで地域の保守・点検に貢献する位置情報ゲームです。プレイヤーはスマートフォンを手に、チームに分かれて指定されたインフラを撮影します。撮った写真データは、実際に企業のメンテナンス活動に役立つため、「遊び」がそのまま社会貢献へとつながる仕組みとなっています。

https://pictree.greenwaygrid.global

また、ゲーム内での撮影活動に応じてポイントや報酬が付与され、報酬は暗号資産やギフト券など、実生活での価値に変換可能です。これにより、楽しむだけでなく、一定の収入を得る可能性が広がっているのです。

現在、沼津市ではラブライブ!サンシャインとのコラボイベントも行われています。

https://izu.keizai.biz/headline/2110

ーーー

社会課題の解決と「Play to Earn」の融合

ピクトレの大きな魅力は、単なる娯楽に留まらず、地域インフラの維持管理という現実の社会課題に貢献できる点にあります。現代社会では、地方の過疎化や高齢化、そしてインフラの老朽化といった課題が山積しています。そんな中、一般の市民がゲームを通じてインフラ点検の一翼を担うことで、企業側のコスト削減や迅速な問題発見に寄与できるというのは、新しい形の社会貢献モデルと言えるでしょう。

さらに、報酬を得られる仕組みが加わることで、ただのボランティアではなく、参加するメリットが明確になります。つまり、「楽しみながら、やりがいを感じながら、そして場合によっては収入も得られる」という、まさにウィンウィンの関係が実現しているのです。

ーーー

障害福祉との相性―誰もが参加できる新たな可能性

私が特に魅力に感じるのは、こうした仕組みが障害福祉とも相性が良い可能性があるという点です。スマートフォン一つで参加でき、個々の体力や環境に合わせた柔軟なプレイスタイルは、障害をお持ちの方々にも十分に楽しんでいただける余地があります。

さらに、収入面でのインセンティブがあることで、生活の質の向上や自信の回復につながる可能性も考えられます。私は、社会参加や自立支援の一環としてこうした取り組みの先進性に期待を寄せています。

ーーー

家族で楽しむ価値―娘との新たなコミュニケーション

私は現在、小学生の娘と一緒にピクトレを楽しんでいます。家族がこのゲームに魅了される理由は、単に社会貢献や収入の面だけではありません。共にスマートフォンを手に街を歩き、目標に向かって協力しながら撮影を行うという体験は、親子の絆を深める絶好の機会となっています。娘と一緒に、どの電柱やインフラが重要なのか、どうすれば効率よく撮影できるのかを話し合う中で、普段のコミュニケーションとは一味違う協力関係を築くことができました。

また、ゲームを通じて「自分たちが社会に貢献している」という実感が、子どもにとっても大きな学びとなっています。これからの社会で、誰もが自分の力で何かを変えていけるという前向きな姿勢を、こうした体験から育むことができればと考えています。

ーーー

まとめ

社会課題の解決に貢献しながら、楽しんで、場合によってはお金も稼げる―これは単なる未来の夢物語ではなく、実際に私たちが体験している現実です。ピクトレのような位置情報ゲームは、企業と市民、さらには障害福祉の分野においても、新たな可能性を切り拓く一歩となるでしょう。

家族での体験を通じて、私たちは「遊び」と「社会貢献」の両立が、未来のライフスタイルの一部になり得ると実感しています。もし、皆さんも新しい形の社会参加や家族の絆を深める体験に興味があれば、ぜひ一度こうしたゲームにチャレンジしてみてください。あなた自身や、あなたの大切な人々にとって、かけがえのない新たな発見があるかもしれません。

※本記事は筆者個人の体験に基づくものであり、各種サービスの利用に際してはご自身で十分に情報収集・判断の上、参加を検討してください。​​​​​​​​​​​​​​​​