静岡県沼津市にある放課後等デイサービスカララ(kalala)です

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夏休み限定「週1オンラインミーティング」で職員同士のつながりを深める実験

夏休みの現実:忙しさの中で失われる職員同士の対話

放課後等デイサービスにとって、夏休みは特別な時期です。

普段は放課後の活動になりますが、夏休みは朝から夕方まで長時間施設で過ごします。活動時間が長くなり、支援や準備に追われる毎日。そんな慌ただしさの中で、ふと気づいたことがありました。

「職員同士、ゆっくり話せないかも」

支援について相談したいことがあっても、お互いに余裕がなくて軽く立ち話くらいしかできない状況。気がつけば、ひとりで考えて、ひとりで動いている。そんな孤立感を抱えたまま、夏の長期休みが進んでいってしまう人もいるのではないかと心配になりました。

「話せないなら、時間をつくろう」という発想の転換

この状況をなんとかしたくて、今年の夏から新しい試みを始めることにしました。

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週1回・休みの日にオンラインで集まる時間をつくる

具体的な仕組みは以下の通りです:

時間設定:毎週決まった曜日に1時間だけ

参加条件:参加は自由、ただし参加した人は勤務扱い

内容:「1週間のふり返り」と「来週どうする?」の相談

雰囲気:途中から雑談OK、お茶を飲みながらでも大歓迎

まずはこの夏休み限定の試みとして、実験的に始めてみます。

目指すのは「話せる場所」がある安心感

この取り組みの一番のねらいは、支援者がひとりにならないことです。

何かを決めなくても、振り返りを言葉にしなくても、ただ誰かが「今週、けっこうしんどかったよね」と言ってくれるだけで、ふっと心がゆるみます。

普段は言葉にしづらい小さな迷いや違和感も、ちょっとした雑談のなかで共有できたら。それだけで、孤立せずに夏を乗り切る力になる気がしています。

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「正解探し」ではなく「安心できる場」を目指して

この場は「正解」を話し合う場ではありません。

それぞれが自分の支援に少し安心できるようになるための場として位置づけています。

まずはこの夏限定で、週1のオンラインミーティングをやってみます。

どんな小さな変化が起こるか、どんなことが話題にのぼるか、参加する人たちがどんな表情をしているか。

結果がどうなるかは、やってみないと分かりません。でも、「何かが変わるかもしれない」ことを信じて、まずはやってみる。そういう夏にしてみようと思っています。

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夏の終わりに、もう一度ふり返る約束

この記事は、取り組みを始める前の記録です。

夏休みが終わった頃に、またあらためて以下の点をふり返る記事を書こうと思います:

実際にやってみてどうだったか

何が生まれたか

何が続き、何が続かなかったか

もしこの記事が、どこかで同じような悩みを抱えている方のヒントになったら嬉しいです。