夏休み:職員同士が「話せる場」をつくってみた結果
夏休み前に書いた記事では、放課後等デイサービスにとって夏休みは特別な時期であり、
その慌ただしさの中で「職員同士がゆっくり話せないかも」という不安から、
週1回のオンラインミーティングを試してみることを書きました。
あれから数週間、夏休みの終わりを迎えようとしています。
実際に取り組んでみた結果を、ここで記録しておきます。
実施したこと
- 頻度:お盆休みを除き、毎週土曜日に1時間
- 時間帯:職員の希望を調整して設定
- 参加人数:正規職員を中心に、毎回5〜7名が参加
話し合いの内容
- その週の活動の共有
- うまくいったこと・難しかったことの共有
- 次週以降の職員配置の確認と調整
- 開始直後には軽い雑談もあり、話しやすさにつながった
感じた効果
- 毎日の活動を中心に動いているメンバーがほぼ参加でき、情報共有をしながら進められた。
- 「この時間を設定しなければ夏休みが終わるまで話せなかった」と思うと、本当に意義があった。
- 体力的な負担は変わらなかったが、精神的には“話せる場”がある安心感が大きかった。
課題と今後の工夫
- 参加できなかった職員への共有が不十分だった。
→ 今後は、文字起こし+AI要約を使って記録をシェアすることを検討中。 - 学校が始まってからは休日に集まる必要はなくなるため、
今後は平日に全体で話せる時間を設定することにした。
個人的な気づき
夏休み前に職員から出た「職員同士、ゆっくり話せないかも」という一言。
そこから始めた取り組みは、想像以上に有意義でした。
今後の長期休みでも続けたいし、普段からも孤立しないように
「働きやすい環境」をつくっていきたいと強く感じました。
まとめ
夏休みの忙しさの中で、あえて時間をつくり「話す場」を持つことは、
支援者が孤立せずに安心できるための大きな支えになりました。
今回の実験は「成功」とまでは言えないかもしれません。
けれど、確実に一歩前に進めた実感があります。
この経験をもとに、これからも職員同士が安心して働ける仕組みを模索していきたいと思います。