1分スピーチで深まる職場のコミュニケーション ~打ち合わせを活用した効果的なコミュニケーション施策~
合同会社アンドエス代表で、放課後等デイサービス カララ、カララ寿町2事業所運営している安藤です。
【Xアカウント:https://x.com/_pistation】
【HPリンク:https://andsllc.com/kalala/】
はじめに
カララでは、職員間のコミュニケーションを促進するため、打ち合わせの際に「1分スピーチ」を導入しています。複数の事業所があり、日々の活動に参加する職員も様々な中で、お互いをより深く理解し合えるような取り組みとして始めました。
スピーチの内容と実施方法
毎日の打ち合わせで、1名の職員が1分間のスピーチを行っています。テーマは、「最近感動した出来事」「自分の長所と短所」「今後のキャリア目標」「ストレス解消法」「自身の故郷や出身地の紹介」「休日の過ごし方や趣味の紹介」「仕事の効率を上げるための自分なりのコツ」「子供の頃の夢」などが書かれたカードの中からランダムに選ばれます。
タイマーをセットして行われるこのスピーチでは、職員の皆さんがしっかりと1分という時間を意識しながら、自分の考えや経験を共有してくれています。普段の業務では見られない一面が垣間見えることも多く、新たな発見の場となっています。
デジタルツールを活用した情報共有
スピーチの内容は、AIを活用して要約し、チャットツールに投稿しています。これにより、当日参加できなかった職員も、同僚のスピーチ内容を知ることができます。また、投稿された内容に対して、スタンプやリアクションで反応することで、オンライン上でも活発なコミュニケーションが生まれています。
コミュニケーション促進への効果
複数の事業所があり、毎日活動に参加する職員ばかりではない環境において、職員同士のコミュニケーションを十分に取ることは簡単ではありません。しかし、この1分スピーチを通じて、お互いの人となりを知る機会が生まれ、新たな会話のきっかけとなっています。
「そんなことを考えていたんだ」「こんな一面があったんだ」という気付きも多く、職場での理解を深める貴重な機会となっています。短い時間ではありますが、各職員が自分の思いや経験を語ることで、より親密なコミュニケーションが生まれています。
おわりに
1分スピーチは、シンプルな取り組みでありながら、職場のコミュニケーションを円滑にする効果的な手段となっています。今後も継続して実施していくことで、より良い職場環境づくりにつなげていきたいと考えています。